親子関係には家庭ごとに違いがあることでしょう。

友人同士のようなフランクな関係。
厳格だけど胸襟の開かれた関係。
子供の方がしっかりしてる、等々。

ちょっとよそとは違うなと思ってたらだいぶ異常だったということもあるかも。

自分と両親の関係はだいぶ歪だったようです。

趣味を通して知り合った友人達との話の中で気付きました。

彼らの子供との向き合い方が自家のそれとまるで違ったのです。

親が子の意思を尊重する。

過干渉でもなければ放任というものでもない子供との距離感。

責任を負う覚悟をもってあえてする放任。

子供と向き合う親としての姿勢を窺い知ることができました。

また親が築く信頼関係を礎にして子は安心を得て成長する事にも気付いたのです。

次元の違う世界に住む人たちに出会ったような気分でした。

かの友人達はごく一般的なご家庭の面々で格別の出生ではない人たちです。

だからこそ自家における関係が異常だと思い知ったのです。

それを機に自分の中にあった何かが上書きされた気がします。

常識というか普通の感覚というか。

今までの視点が覆されました。

それは今後の人生に重要となる良い更新であると信じています。