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最近耳にした鳥の声はなんだったろう?

子供の頃に比べてふと聞こえてくる鳥の鳴き声が減ってきている気がします。

スズメのおしゃべり声が減っているような。
ハトはもっと公園などにたむろしていたような。
カラスが不気味なくらい夕暮れ時に騒いでいたはずが、今やその姿がまばらになったような。
ヒヨドリは空気の冷え込む時期になると通る声で鳴いていたような。

そんな気がする、というだけかもしれません。
実際は変化はないのかもしれない。
あるいは鳥たちが居場所を変えて我々の近くから離れていったのかもしれない。

『沈黙の春』を思い出しました。でも街中の鳥でそんなことがあるのかな、とも思います。

居場所を変えた鳥、という事で言えばセキレイが駅のホームや街中を歩いています。
河原などの水辺では見かけていたのですが。

そして近所の城址の堀にウが現れるようになりました。
バンも泳ぐようになりました。
子供の頃に海辺や山間の湖沼に行ったときに目にした鳥です。
今は近所の散歩で見かけることができてしまいます。

しかしこれでは鳥たちは居場所を変えて人間の生活圏に近付いたことになってしまいます。

どうにも変化が大きすぎて気のせいとも思えません。
何かあるのではと勘ぐってしまいます。