子どもの頃通っていた習い事は良い思い出ではありません。
「きょうもやだなー」
と気分を落ち込ませながら通ってました。
まるで会社勤めがツラいサラリーマンのようでした。
そんな気持ちで取り組んでいれば身に付くものも身に付きません。
実際、習っていたことはその後の人生で活かされていません。
あの頃やっていたのはとにかくその時々をしのぐこと。
その場しのぎをほぼ毎日こなしていたわけです。
その場しのぎが無意識に習慣となっていたのです。
その習慣が今の生き方を形作っているように思えます。
今までの生き方がその場しのぎの連続だったように思います。
そしてあの頃の自分はかわいそうだったなとも思います。
自分の事とはいえ子供だったのだから。
30年以上経った今あの頃のことを頻繁に振り返るようになりました。
擁護し肯定することでこれからの自分の在り方を模索しようと意識するようになりました。
振り返ることで暗澹とした過去の自分に自分で救いの手を差し伸べる。
過去のやり直しなどできるわけありませんが、自分なりのやり方で過去を受け入れるよう仕向けているのだと思います。
これからを前向きに生きて行くために。