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小学校の頃「生活向上委員会」なるものがあり、クラスから3人くらい選出され、その一人として一年間活動していました。五年生の時だったかと思います。

活動内容は校内の美化活動、生徒への素行注意、校内ルールのアナウンスといったようなもので、今思えば風紀委員会のようなものでした。

日々の生活を快適なものにしよう、ある水準をキープして過ごそう、そのために日常の様々な行為、振る舞いに気を付けましょう、と呼びかけたり提案する活動です。

おそらく周囲の人達からすれば事ある毎に口出ししてくるめんどくさい奴だったことでしょう。

ただし他人からそういった声掛けをしてもらえるのはせいぜい中学、高校まででしょう。
以降は自分で気付いて立ち振る舞うことになります。

必然的に自律が要されます。

などと書き綴ってみたものの、これまで自分はどうかというと、自律しているようでしていなかったのではないか、というのが正直なところです。

なぜそう思ったのかというと、今まで生きてきた中で何を見て考えることで年齢を重ねてきたのか振り返ることができない事に気付いたのです。

そしてそれは人生の道筋にしていたものが無いということであり、また社会を渡る際の心のバランスを保つものが無いということ。

そして今更そこに気づくほど自身の現状は空疎だということ。

他人に自律を呼び掛けていたガキンチョは長じて現状に甘んじる依存体質になっていました。

しかし気付いたからには行動に移さねば。
さもなくば結局今までの延長を生きることになる。
そんな未来はゾッとしますし、未来に向けた行動を起こさない自分に呆れてしまいます。

遅くはない、と信じたい。

これからの生活(人生の質の)向上のために。